塗装についてまとめてなかったので備忘録がてら書いてみる.

前提として3Dモデルが完成していて,手元に印刷物がある状態から進めていく.

プリント直後のフィギュア

↑はDMM.makeで印刷した3Dモデル(レクト君).

今回は白系の塗料を塗る予定なのでホワイトサフェーサーを吹く. こんな感じで,白サフ吹いて→やすり掛けを繰り返して傷を埋めていく.

サフを吹き&やすりがけ中

塗装の感覚を鉛筆下書きでシミュレーションしてみた.

目の位置をつかんでおくためのシミュレーション

感覚がつかめたら目のペン入れ&筆塗りで境界線を描いていく.

塗料はラッカー系を使用し,あらかじめ色を作っておいてから塗装を始める.

写真で筆塗りの工程をあまり撮っていなかったが,初めは薄く塗り,だんだんと濃さを上げつつ重ね塗りをしている.
※はじめは色が薄っすらと乗るくらいで大丈夫.きちんと乾燥させてから重ね塗りをしないと筆塗りでサフを剥がしてしまうので地道にいこう.

筆塗りで細かい部分が完了したらエアブラシで塗装する.エアブラシも重ね塗りを行いムラになっている部分を消していく.

翼はこのようにマスキングをしてからエアブラシ塗装を行う.

エアブラシでの塗装が終わったら.目とパターンの描き入れを エナメル塗料の筆塗りで行う.

額のパターンは矩形波(rectangle wave)っぽくなっているのがこのキャラの特徴.エナメル塗料は後から拭き取って消せるので下記のようにすれば矩形波っぽくパターンが描ける.

最後にチークをエナメル塗料で塗って完成!