Sparkmaker FHDを2か月ほど運用して知見がたまったのでまとめてみる.

印刷方式は紫外線で固まるレジンを紫外線LEDで硬化させる方式.液晶で硬化させる部分だけをマスクしている.

スライサソフトはChiTuBox(無料)を今のところ使用.

SettingsからSparkmaker FHDが選べるが,露光時間などは別途設定が必要らしく試行錯誤を繰り返してこんな感じに落ち着いた.

※レジンに種類があるため,すべてのレジンがこの設定でうまくいくとは限らない.下記の設定は(LCD-MG用)

サポート材の配置は自動でやってくれる部分もあるが,手動で太めのサポート材を追加している.

(↑を怠るとサポートから結構な確率でサポートから脱落して印刷が失敗する)

サポート材の追加

スライスの作成が終わると各レイヤごとの断面図を確認できる.

スライスの作成

スライスの作成が終わったらSDカードに書き込みあとは印刷するだけ.

3Dプリンタ全般に言えることだけど,高さがあるとその分だけレイヤが増え印刷に時間がかかかるので, なるべく寝かせて高くしない方が良い.

(図中のモデルは寝かせられないのでそのまま出力した.)

ちなみに印刷はこんな感じ.レジンの補充は手動なので減ったと思ったら継ぎ足していく.

印刷中の造形物

電源アダプタが爆熱なのと,冷却ファンが五月蠅いのが不満点だが,造形物に関しては積層跡がほぼなくクオリティも高いので総合的には満足かなー.